初公開! SushiZumeの箱の3Dモデルです。
CGだとサイズ感が分かりにくいですが、一番長い辺が75mmなので片手に収まるくらいの大きさです。
今回はこの箱にまつわる、ちょっとしたトラブルのお話を書こうと思います。
今回、SushiZumeに使うチップは海外の印刷所に頼んでみました。
機械翻訳の英語でやり取りしていたのですが、割と順調に話が進んでいました。しかし、チップに関してトラブル発生。
2mmの厚みで注文していたのですが、何かの手違いで3mm~4mmくらいの分厚い仕上がりに。印刷所の担当者も急いで写真を送ってくれました。
あ、でも分厚い方がスシの高さが出て良いかも……結果オーライ!
とはいえ、箱は変えないといけません。厚さ2mmで入るように考えていたので下の3Dモデルのようなほっそりしたデザインにしていました。
これじゃ入らないので再設計です。
再設計する際に、チップの厚みを修正して内部のレイアウトから検討しなおしました。
結果、どうしてもスシのネタを描いている面が正方形に近くなってしまう……長い形にしてスシっぽいデザインを残したいけど……うーむ……
デザインと実用上の問題、どうやって折り合いを付けるかで悶々と悩みました。
製作のコツというほどではないですが、こういう時は一旦デザインのことを忘れて必要な寸法を厳守することにしています。見栄えは後から工夫できますが、見栄えのために機能を損ねてしまうと取り返しがつかないからです。
なので、新チップがしっくり入る寸法を計算して、レイアウトを考えて……あ、説明書を折る回数減るわ。ラッキー。怪我の功名もありつつ寸法を決めてからデザインを再検討です。
デザインは、やっぱりスシが良い。ここにはこだわりたい。またも悶々。
最終的に二貫並べたデザインで仕上げたのが、冒頭の箱です。もう一回画像をどうぞ。
最初のデザインをよりもスシっぽさが増したような? 白い面にシャリのシルエットを入れたからでしょうか。幅が広がって安定感も増したし、良くなった所が多いように思います。
チップの方も厚みが増したので、存在感がアップしています。オシャレな食器に並べると高級スシのよう。良い感じです。
と言う訳で、チップも箱もトラブルを乗り越えて、というかトラブルのおかげでよりクオリティが上がったというお話でした。
人間万事塞翁が馬という感じですね。
次回は、ゲームのネーミングの話をしようと思います。『みっしょんずかっぷ』『SushiZume』がどうやって命名されたのかお話していきます。
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