今年もこの季節がやってまいりました。ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品が発表されました。
元記事:https://www.spiel-des-jahres.de/aktuelle-preistraeger-2022/ ※ドイツ語の記事です
1979年から始まった歴史ある賞で、ボードゲーム業界で最も権威がある賞と言われています。ゲーム評論家など専門家が集まった選考委員会によって選定され、毎年5月ごろにノミネート作品が発表されます。
2022年のノミネート作品は以下の通りです。各タイトルにBoardGameGeekのリンクを付けてあります。英語の記事ですが、ブラウザなどの自動翻訳でもどんなゲームかザックリと分かりますので、ご参考に。
大賞部門
・カスカディア(Cascadia)
・Scout
・トップテン(Top Ten)
エキスパート部門
・クリプティッド(Cryptid)
・デューン 砂の惑星:インペリウム(Dune: Imperium)
・リビング・フォレスト(Living Forest)
子供向けゲーム部門
・Auch schon clever
・Mit Quacks & Co. nach Quedlinburg
・Magic Mountain
今年の注目は何と言っても大賞部門ノミネート作品の『Scout』です。こちらのボードゲームは日本人デザイナー梶野桂さんの作品です。ノミネートされた時点で大変に素晴らしいことなのですが、調べた限り過去の受賞者で日本人デザイナーは見つけられなかったので、もしかすると初の日本人受賞者になるかも知れません。
大賞作品の発表は例年通りなら子供向けゲームは6月、年間ゲーム大賞・エキスパートゲーム大賞は7月に発表されます。今から待ち遠しいですね。
すでに、Amazonなどの通販サイトではノミネート作品が品切れ状態になっているようなので、気になった作品がある方は今のうちに買っておくのがオススメです。大賞になったら更に入手困難になることが多いので。