ボードゲーム & カードゲーム の 開発

海外の印刷所を使ったら法に触れてしまったかも知れない話

えらく物騒なタイトルですが、現在進行形で色々はっきりしていない状態なので、今回は現状報告という感じです。

何があったかというと、関税関連で書類の問題があるかも知れないということが分かって対応中なのです。

順を追って説明していきます。

あれ?関税の請求が届かないぞ?

EJPゲームズでは、少し前から海外の印刷所を利用していました。理由はお値段が安いから。

一番最初に依頼した時の出来事……大きな箱で依頼した商品が届き、その数日後に関税の請求が来ました。

個人輸入は初めてだったのでちょっとだけ面喰いましたが、関税がかかることは事前に調べてあったので難なく対応。

問題はそのあとです。二回、三回と同じ印刷所に依頼を出したあとのことです。

関税の書類が届かない。

あれ? 変だな? とは思ったものの、しばらく待てば来るだろうと思っていたのですが、一向に届かない。

商品自体は届いているから、税関の処理には特に問題ないはず……でも、何か変だな?

気にはなるけど……そんな状態のまま月日が経ちました。

やっぱり気になる! ちゃんと調べよう!

来るはずの請求が来ない……何かトラブルが発生してたら大変だ。ということで調べることになりました。

黙ってれば払わなくて済む、とも言えますがそういうのって後回しにしてると大抵高く付くものですからね。

さて、調べてみると色々出てきました。

①配送業者が払っているパターン

国際宅配便を利用しているとこういうこともあるそうです。小包とかで関税を請求されないのはコレのおかげですね。でもウチのは大きな段ボールだし違いそう。

商品の区分が非課税だったパターン

紙製品の中には非課税になる分類もあるみたいです。でも、ゲーム用のカードやボードゲームのコンポーネントは課税対象のはず……これも違います。

③価格が安くて非課税になるパターン

購入した商品の価格によって非課税になる場合があります。でも、1万円以下とかそのくらい。ウチの場合は明らかに課税される額だからこれも違います。

えー……なんでだろう……
書類が届かないパターンをいくつ調べてもどれにも当てはまらない……

そんな時、予想外のパターンを見つけました……まさか、これか?!

④配送時に価格を安く申請して非課税にする業者がいる

マジか……脱税じゃねぇか……そんなことあるのか……?

でも……マジか……???

ということで、印刷所の方に申請書類を見せてくれと頼んだら、ウチが請求されている総額と輸送時の申請額が違う

「え? ダメじゃない? これダメでしょ? え? なんで? 価格違うよね? なんで?」
「いや、理由とかはないです。いつも安く申請してます」

おいおいおい

おいおいおい

おいおいおいおいおいおいおい

………………

ということで、④の可能性が濃厚になってきています。

というところまでが現状です。

これから過去の取引にさかのぼって印刷所側の申請書類を出してもらい、こちらから税関に連絡することになりそうです。

話が進みましたら続報を出します。追徴課税は嫌だ!! 続報に乞うご期待!