去る9月5日に第33回ドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)の発表があり『アーク・ノヴァ』が受賞しました。
ドイツ・ゲーム・賞と並んでいるとドイツ年間ゲーム大賞を思い出す方もいるかも知れませんが、こちらは別の賞。ドイツゲーム賞は一般のボドゲ愛好者の投票で決まる賞です。
BROADやTGiWでも取り上げられていますので、そちらの記事もどうぞ。
https://broad.tokyo/news/18553
https://tgiw.info/2022/09/dsp2022.html
https://bodoge.hoobby.net/market/items/4823
『アーク・ノヴァ』は動物園を運営して収益を上げたり動物の保護に貢献することで勝利点を集めていくゲームです。
各プレイヤーは自分のターンにアクションが書かれたカードを使って行動していきます。アクションによって新たにカードを入手したり、建物を立てたり、動物を飼ったりと動物園を発展させていきます。
建物は敷地を表すボードの上にタイルを配置していくので、パズルのような要素もあります。
カードの種類も200枚以上あり、ワーカープレイスメント的な要素など様々な要素が高レベルにまとまった一作です。
ドイツゲーム賞は10位まで発表されています。ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートされている作品が多く、評価の高さが伺えます。
日本人デザイナーの作品ということで、ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート時に注目を集めた『SCOUT』も8位を受賞しています。
とは言え、意外と知らなかった名作もあるかも知れませんので、1位以外の作品も要チェックですね。
受賞作発表で品薄になるのも想像に難くないので、気になるタイトルがあった方は早めに買った方が良いかも知れません。