「水晶球」は2つの能力を持っています。
1つは、山札の上を見てそれを気に入ったら、魔力トークン4個払い、場に出す能力。
もう1つは、クリスタルを3つ払い、山札の1番上のカードを捨て札にする能力です。
このカードはお気に入りのカード。
そしてこの能力は……、
「ガチャ」ですね。
運だけのクソカードかよ、と思われるかもですが、実はそうでもありません。
というかこのカード、超強力なんです!
理由は「手札消費をせず、カードをプレイできる」・「シナジーのあるカードが豊富」の2つです!
十二季節の魔法使いは、基本的には初期の9枚のカードをプレイしてゲームを進めます。
しかし、人よりも得点するためにはより多くのカードをプレイした方がいい。
つまり、ドローが重要になります。
ドローはダイス能力かカードの効果でできます。
とはいえ、ダイスでは魔力を得たいし、カードでは得点が得たいです。
ですので、ドローするのは超手間なんです。
それをなんと、水晶球はカードを横にひねるだけで同等のことができてしまいます!
というか、それ以上といってもいいでしょう。
このゲーム、プレイできなかったカードは「-5点」になってしまいますからね。
ドローでは、うっかりいらないカードを引いてしまうかもしれません。
水晶球と組み合わせることで、より強力にカードが複数存在します。
・「エリオスのルーン方体」「クシディットのランプ」
エリオスのルーン方体
コストは「20クリスタル」、得点30点。
水晶球経由なら、
コスト「魔力4個」、得点30点。
SSR!
クシディットのランプ
高コスト、高得点のカード。それを、任意4魔力で出せてしまいます。
強い!
・「精霊のアミュレット」「神聖の杯」等の高コストCIP能力持ち
水晶球で召喚したカードの召喚した時の能力は使用できます。
(説明書も召喚と書かれていたし、他サイトを見ても使えそうだったので使用できると思います。)
ですので、強力なカードをめくれば当然強力。
また、精霊のアミュレットは支払った魔力によって効果が変わるカードなのですが、
全魔力を使用したものとして、全ての能力が使えます!
……実は水晶球の能力を勘違いしていて、召喚時の能力を使えないと解釈していました。けどそれでも強かった。
このカード、想像以上にやばそう。
・「壊死のクリス」
使い魔を捨てるか生贄にすると、4魔力降ってくるカード。
使い魔をめくって、召喚時効果を使用して、サクって4魔力捻出。
次のラウンドもガチャを回せる。
相性抜群!
「泥棒フェアリー」
水晶球は毎ターン起動前提のカードです。
つまり、常にフェアリーに吸われます。
プールにフェアリーがあると、基本的に1ラウンド目から出てくるのがきついですね。
ただ上のメリットを見ていると、フェアリーの存在前提のデザインなのかもしれません。気にせず使っちゃうのがよさそう。
あと、ガチャの下振れも弱点です。
いくら相性がいいカードが多いといえ、外れも一定数あります。
それらをめくり続けると、水晶球をトップ更新にしか使えなくってジリ貧。
ある程度、水晶球に依存しないピックや戦術を用意する必要がありそうです。
・前回はコチラ