今日のお題は「サラダ」。飲み会とかでサラダ食べる時に下っ端に取り分ける義務が発生するとか、女子の気遣いできるアピールに使われるとか、逆にやらないと気遣いできないとか、そういう風潮全てを「シャラクセェ!」と感じる好きな物を好きなだけ食いたい派食いしん坊、中の人です。
鍋を取り仕切る者は鍋奉行なのだから、サラダを取り分ける人もサラダ奉行と呼ぶのが妥当だと思います。誰にどれだけ粉チーズがかかった部分を割り当てるのか、誰のミニトマトを若干少なくするのか、全ての生殺与奪を握っているのですから奉行に相違ないのです。
さて、話をボドゲに戻すと「取り分ける」と言う行為はそのままゲームにできます。
『サラダ奉行』 3~5人
全員でサラダを取り分けて、順にサラダを取ります。サラダの具材によって得点を競います。
①円形のカードを使用する。カードにはサラダのイラストが書かれており、複数を重ねると1つの大皿に盛られたサラダのようになる
②カードをよく混ぜて裏向きの山にする
③スタートプレイヤーがカードを全体が円になるように重ねながら12枚並べてサラダを作る
④左隣のプレイヤーが並んだカードを2つのグループに分ける。さらに左のプレイヤーは2つのグループのうち1つを選んでさらに2つに分ける
⑤順に分けていき、スタートプレイヤー以外が分けた所でプレイヤーと同じ数グループに分かれる
⑥スタートプレイヤーから順にグループを1つ選ぶ
⑦スタートプレイヤーを時計回りにずらして次のラウンドを行う
⑧カードが無くなるまで③~⑦を繰り返して、取ったサラダの合計得点を競う。書かれたサラダの具材によってポイントが決まる
トマト:1点
クルトン:2点
⑨ただし、カードの中には得点の条件が変わる「好み」カードが含まれている。
※トマトがー3点になる、レタスが+2点になる、など
⑩最高得点者が勝利
ピザやケーキを取り分けるボドゲがあるので、それをベースに考えてみました。全員が分割に関わるので、結構均等にばらけそう。好みカードは全て最後の得点集計に関わるので、次々増える好みをどれだけ把握しているかが重要になりそうです。