今回は「おもしろ!!!」と思うモノを教えてもらったので、皆さんにも知ってほしくてブログにしました。
まずは、こちらの記事:https://www.tuku-ru.co.jp/blog/425/ をご覧ください。蛇腹に追った紙を利用して、カードサイズなのに驚くほど奥行きが表現されています。
これ、良くないですか? 覗き込むと銀杏並木の中にいるような気分になれそうですよね。
……え? 「ボードゲームと関係ないじゃないか」って? いえいえ、実は「覗き込む」という所が、ボードゲームに関係しているんですよ。
元記事の「のぞき込む立体視カード」を作ったのは、株式会社つくるというパッケージやペーパークラフトを製作している会社のようです。
今回ご紹介した記事以外にも、紙で作るホッケーや柄が変わる仕掛け絵など面白い工作作品や、ペーパークラフト作品をブログで公開していますので、図工が好きな方は他の記事も楽しめると思います。
さて、ここからはボードゲームの話です。覗き込む動作って、探索したり推理したりするボドゲで活かされているんです。
例えば『ミステリーハウス~幽霊屋敷の探検~』というゲームがあります。https://trample445.com/mysterymouse/
箱にカードを差し込んで立体的なダンジョンを作り、そこを探索していくという凝ったデザインのゲームです。箱を側面から覗き込んで、薄暗い幽霊屋敷を進んでいる感覚を体験できるようになっています。
他にも……ネタバレになってしまうので詳細は伏せますが、謎解きゲームで箱にカードを差して立体的な”部屋の模型”を作るというのもあります。
どちらも、まるで本当に自分がそこにいるかのような没入感を与えてくれます。立体物を目の間で色々な角度から見る、というのはVRが広まりつつある現代でもまだまだアナログゲームの強い部分だと思います。
立体物の中を覗き込んだ時の没入感は、探索要素のあるゲームや謎解きゲームと相性が良い気がします。
冒頭でご紹介した「立体視カード」を一目見て、そういう使い方ができそうだと思いました。
例えば「英国風の街並みの立体視の中に、物陰に潜む犯人が……」とか「何重にも重なった群衆の中から、特定の持ち物を持っている人を探す」とか「立体視カードの横から別のカードを差し込むと、特定の角度で見たときヒントが現れる」とか……
カードの大きさや形も工夫して、他にも色々な使い方ができそうですよね。
というわけで、面白いペーパークラフトを見てボドゲのアイデアを刺激されたお話でした。ペーパークラフトはボドゲから少しだけ離れたジャンルかな、とも思いますが、離れているからこそ刺激になることもあるのかなと。
今後もアイデアが刺激されるモノを見つけたら、どんどんご紹介していこうと思います。