ブラフゲームの定番、SKULL-スカル-です!
ルールがシンプルなのにも関わらず、深い心理戦が楽しめる名作。
私も過去にプレイしたことがありました。その時の名前は「髑髏と薔薇」。
このゲーム。パッケージや名前を変えて何回も売り出されているんです。
スカルは多分最新版、と思います。
このゲーム。すごいところは、コンポーネントに一切言語がないこと!
四角いプレイヤータイルと裏面が同じ丸いカード4枚。
丸いカードの表には、「花」か「髑髏」が描かれています。
なんとそれだけ。
え、そんなんのゲームできるの? と不安になるかもですが、当然できます。
しかも、めっちゃ面白い!
各プレイヤーは前述した、四角いタイル1枚と丸いカード4枚を受け取ります(同色に差はなし。好きな色を取りましょう)。
ラウンドを始める前に、各プレイヤーは1枚カードを選んで、自分の前に裏で伏せます。他は手札です。
そして、スタートプレイヤーから時計回りにターンを行います。
自分のターンが来たら、プレイヤーは
1)1枚伏せる
2)「チャレンジ」する
のどちらかを選びます。
1枚伏せる場合は、手札のカードを1枚選んで、自分の伏せたタイルの上に重ねて裏で置きます。そして、次の人のターンに移ります。
「チャレンジ」をする場合は、数字を1つ宣言します。
その数字は「場にあると思う花カードの最低枚数」です。
「チャレンジ」宣言後、ほかのプレイヤーはその数字よりも大きい数字を宣言することができます。
最も大きい数を宣言したプレイヤーに「チャレンジ」の権利が与えられます。
「チャレンジ」を実行するプレイヤーは、宣言した枚数の花カードが出るまでカードを公開し続けます。
まず自分の伏せたカードを全て公開します。
その後、他プレイヤーの伏せられたカード絵を1枚ずつ公開します。その際、伏せられた束の上から公開していきます。
・宣言した枚数の花カードを公開できたら、チャレンジ成功です。
・髑髏のカードが出たら、その時点でチャレンジ失敗です。ペナルティとして、カードを1枚失います。
ゲームの目的は「チャレンジ」を2回成功させることです。
その時点でゲーム終了で、そのプレイヤーが勝者となります。
やっぱり勝てない!
何回かこのゲームをやったことはありますが、なかなかどうして全然勝てない!
というのも。
このゲーム、結構性格が出るみたいです。
素直に花を伏せて勝ちを目指す人と、髑髏を伏せまくり周りを脱落させていく人。
どっちも戦略としては真っ当ですが、如何せん一貫しすぎると手が読まれてしまいます。
バランス大事。
そして私は、後者一辺倒。
どうりで勝てない。
人の考えをしっかりめる人が強い印象です。まあ、ブラフゲーですからね。
ルールも簡単、コンポーネントも綺麗。
お手軽に深い心理戦が楽しめるこのゲーム。面白いのでぜひ遊んで見てください!