今日のお題は「菌」。部屋の畳がカビました。どうも、中の人です。
さて、菌をお題にボドゲにする訳ですが菌と言っても色々です。カビだったり、キノコだったり、粘菌だったり、ヨーグルトや納豆や酒も菌です。今回はモチーフとして動きが想像しやすそうな「粘菌」を選んでみます。
粘菌というと馴染みがないですが、スライムと言いかえれば如何にもゲームのイメージ。くっついたり離れたり、伸びたりする粘菌をボドゲにしてみます。
『のびのびスライム』 4人
プレイヤーは粘菌になり、配置された餌場に繋がるように腕を伸ばす協力ゲーム。しかし、1人裏切り者が?
①プレイヤーに役職カードを配る。3人は粘菌、1人は粘菌を弱らせて餌食にしようと狙う別の菌になる。粘菌は餌場にたどり着くことが目的、別の菌はそれを妨害するのが目的になる
②粘菌の腕(┼、├、─、│、行き止まり)が書かれたカードを混ぜて裏向きの山にする
③直線距離でカード8枚分間が空いた位置でスタートカードとゴールカードを置く
④スタートプレイヤーから順に、山札から2枚引いて1枚場に出す、を繰り返す。カードはスタートカードに繋がるように出さなければならない
⑤二巡目以降は、2枚引いて1枚場に出した後、手札から1枚を裏向きで捨て札にする
⑥ゲームの途中であっても、他のプレイヤーを「別の菌」だと指摘してよい。指摘が当たっていたらその時点で粘菌側の勝利になる。指摘が間違っていた場合は、その時点で別の菌が勝利する
⑦手番が3周するまでに、ゴールにたどり着いていれば粘菌の勝利。失敗したら別の菌の勝利
正体隠匿系ゲームにしてみました。バレたらその時点で終了、というシステムなので普通にやっても3周で終わるスピード重視なバランスにしています。粘菌の腕カードのバランスがゲームの肝になりそうです。