2020-07-29
今日のお題は「読書感想文」。中の人は銀河鉄道の夜で書いたことがあります。見た先生には「長く書きたくなくて端折っただろ」と言われましたが、実際その通りでした。
いわゆる”ウケ”が良い読書感想文にするテクニックがあるそうで、極論すれば読まなくても書けてしまうとも……。「本を読ませたい」「読んだことが糧になっていると確認したい」そんな大人側のエゴを見透かされて、表面の技術で誤魔化せてしまうほどテンプレート化したなら何とも皮肉ですが、見方によってはそれも国語能力でしょうか。
さて、テンプレートがあるなら穴埋めで大喜利的なゲームにできそうです。そんなボドゲを考えてみましょう。
『題名のない読書感想文』
存在しない本の読書感想文をアドリブで作るパーティーゲーム。敗者は本のタイトルを決めてオチをつけます。
①カードを3枚ずつ配る。カードには「わたしが読んだ本のあらすじは……」「その時、こう思いました」「それを読んでハッとしました」「普段の行動を思い出すと……」「これからは……しようと思います」のような定型文が書かれている
②早い者勝ちでカードを出し、そこに書かれた定型文を使って読書感想文らしいことを言う
③二枚目以降はそれまでの感想文の流れを受けて話を繋げて行く
④最後までカードを使い切れなかった人が敗者。敗者は、それまでの読書感想文の内容から「読んだ本のタイトル」を考えてオチをつける
アドリブ系のパーティーゲームにしてみました。実際の読書感想文でも鉄板の流れや定型文化した展開はあるそうで、本を読むことと感想文を書くことがかけ離れてしまったら本末転倒だと思います。思い切り転倒させたゲームを考えといて何言ってんだって感じですが。