お題は「繊維」。元ネタの「ファイバーの日」から考えると、食物繊維の日なんですが食物繊維をボドゲに……となると”お通じ”の方向にアイデアが偏っていって下ネタに向かってしまいそうなので自重します。
いや、別に食物繊維でゲームのアイデアが思いつけない訳じゃないんですよ? という謎な言い訳をしつつ、糸のような「繊維」で考えます。
繊維=糸、と捉えて「コンポーネントとして糸を使うゲーム」って面白いかな? と思いついたので考えてみました。
『ルート』 2人用
置いたピンに糸を絡めながら閉じた輪を作るゲーム。ピンの配置で相手を追い詰めるコンストラクト。
①等間隔に穴が開いたゲームボード、白黒二色のピン(8個ずつ)、決まった長さの赤い糸を使う。
②先手後手を決めて、先手からボードの好きな位置の穴にピンを1つ刺す。攻後に2つずつ刺して4つピンが刺さったらゲーム開始
③先手から以下の2つを行う
・ピンを1~3本の好きな数追加する
・ピンに糸をかけながら閉じた輪を作る
▶糸のかけ方のルール
1. 好きなピンから初めて良い。ただし、同じピンに戻ってこれなかったら敗北
2. 一度糸をかけたピンから糸を離してはいけない(故意でなく外れたら同じピンにかけ直す。一度かけてから”やっぱこっちにする”はできない)
3. 直前の相手の番で使われたピンの数と同じか、それよりも多くのピンに触れなければ敗北
4. 自分の色のピンすべてに糸が触れていないと敗北
④相手が敗北するか、自分のピンを全て置いた上で輪を完成させたら勝利
糸を棒にひっかけて輪を作るゲームです。相手を追い詰めるには「かけるピンの数を増やす」ことになりますが糸の長さが足りなければ自分が負けるので、置く位置が重要になりそうです。ピンの間にピンを置いてルートを遠回りされることができると面白そう。ゲームボードの設計が肝ですね。