突然ですが、時間って大切ですよね。有限で巻き戻せないですから。
今日はメーデーということで「8時間労働制」から取って「8時間」がお題です。1日=24時間の1/3。その時間内で結果を出さないといけない訳で、時間って大切。テンポよく進めて行きたい。
何やら意識高いっぽいことを言ってますが、残業とか大嫌いという話です。遊ぶ時間をしっかり確保したい。とは言え、仕事は締め切りに間に合わせなければ……
あ、これはジレンマですね。ということはゲームにできるはず。
「8時間」と言うリミット。リミット内での「成果」を競う。時間超過でペナルティ。そんなゲームにしてみましょう。
『残業禁止令』 3~4人
8時間(16×0.5h)をやりくりして、仕事をこなして勝利点を得よう。こっそり残業もできるけど、ペナルティもあり。
①場に8枚の仕事カードを公開する。仕事には所要時間と勝利点と減点が書かれている
②各プレイヤーは16個の「0.5hトークン」を持つ
③スタートプレイヤーから順にカードを2枚獲得する。この段階では勝利点にはならない
④スタートプレイヤーから順に③で獲得したカードを1枚ずつ使用する。獲得したカードは以下の使い方ができる。
・他のプレイヤーに押し付ける
・自分の0.5hトークンを所要時間分だけ消費して「達成」する(勝利点を得る)
・他のプレイヤーと0.5hトークンを共有で出して消費して「達成」する(最も多くトークンを出したプレイヤーが勝利点を得る)
共有でトークンを出す場合、そのカードを持つプレイヤーから順にトークンを任意の数だけ出していき、所要時間分が溜まった時点で結果が決定される。トークンを出さないなら「パス」を宣言する
全員がパスした状態で所要時間分のトークンが溜まっていなければ、そのカードを持つプレイヤーは不足分を自分で出すか、カードを未達成にするか選択する(出したトークンは未達成でも返ってこない)
⑤全員のトークンが無くなった時点で通常ラウンドは終了
⑥通常ラウンド終了後、望むプレイヤーは残業することができる。残業は未達成カードを1枚選んで達成にできる。1枚達成するたびに0.5hトークンを2つずつ渡される(最終的にペナルティになる)
⑦全てのプレイヤーが残業を終えたら、勝利点を計算する。計算は以下の手順で行う
1. 残業によって渡されたトークンが最も多いプレイヤーは失格になる
2. 達成したカードの勝利点を合計する
3. 未達成のカードの減点分だけ勝利点を引く
4. 残業によって渡されたトークン1つに付き1点減点する
最後に最も得点が多かったプレイヤーが勝利
仕事(カード)を押し付けたり手分けしたり、時間(トークン)をやりくりするゲームになりました。カードの勝利点、減点、所要時間分のバランスが重要になりそうです。若干、スタートプレイヤーが有利かな? とも思うので、その辺りも調整が必要かも。