タイトル見て別の四葉のことだと思った人、すまんな。女子高生じゃなくて植物の方だ。
まずは、四葉の特徴ってなんだろ? と考えていきます。すぐ思いつくのは「葉っぱが4枚」ってことですね。そのまんまですが、分かりやすいのも大切です。
葉っぱが3枚だと三つ葉です。四葉じゃない。当たり前のことですね。
でも、ここから「4つ集めたら勝ち」「3つだと負け」「2つ以下にすれば安全だけど出遅れるかも……」みたいなジレンマを作れるかも? と思いつきました。
ジレンマってゲーム性に大事な要素ですよね。どっちも欲しいけど片方しか取れない、とか。あれが欲しいけどリスクもある、とか。
と言うことで「葉っぱを集めるゲーム」「枚数が重要」と言うことでカードを使って葉っぱを集める方向で考えてみました。
『四葉あつめ』 4~6人
カードを押し付け合って葉っぱを集めるゲーム。4枚揃えば勝利。でも3枚だとペナルティ。
①各プレイヤーは手札をランダムに4枚持つ。カードには葉っぱが書かれており「0枚」「1枚」「2枚」の三種類がある。そのラウンドで使われなかったカードは全体に公開される
②最近、幸運な事があった人がスタートプレイヤー。スタートプレイヤーがカードを好きな枚数、他のプレイヤーに渡す。渡されたプレイヤーが次の手番になる
③自分の手番で1枚も渡さない場合、カードを自分前に伏せてそのラウンドではそれ以降、手番をパスする。パス状態のプレイヤーにはカードを渡せない
④パス状態でないプレイヤーが2人以下になったら、その時点でラウンド終了。全員、手札を公開する
⑤カードの葉の合計が「4」に一番近いプレイヤーが勝利(勝ち点1)。通算で2回勝利したプレイヤーがゲームの勝者になる。ただし、葉の合計が「3」だった場合、勝ち点が0にされる。
⑥カードの葉の合計が「1枚」のカードを4枚集めたプレイヤーが居たら、そのプレイヤーがゲームの勝者となる(2勝したことになる)
パス権がカードを押し付けられた側にあるので、何を渡すかが重要になりそう。手札の情報が見えないので、使わなかったカードを公開してカウンティングできるようにしてみましたが、カードの枚数の調整がデザインの肝になるでしょう。