プレイしたくないゲームとは一体どんなものなのか。
どんなゲームがプレイしたくなるかを考える際に、その逆を考えるのも面白そうである。
プレイしたくないということは、そのゲームをプレイすることによって、そのプレイヤーにとってマイナスな結果になる可能性があるということである。
マイナスの結果とは。
ゲームなので、負けることが挙げられる。
ゲームなので勝ち負けはある。となると、負ける可能性が非常に高い場合。そのゲームはプレイしたくないゲームになり得る。
他には、プレイ時間が挙げられる。
そのゲームを最後までやることによって長時間拘束され、他の予定等に支障がきたす場合。そのゲームもプレイしたくないゲームになり得る。
また、単にその人がそのゲームをつまらないと感じているなら、プレイ時間が短くても時間の損失になるため、プレイしたくないゲームになり得る。
ルールやプレイの難解なゲームは、それだけでつまらないと感じてしまう人もいるだろう。
他に、恥が挙げられる。
今回のパターンはこれに当たると思われる。
プレイすることによって、その人が恥ずかしい思いをする場合がある。
例えば、ゲーム中で演技をしたり、絵を描いたり、ものまねをしたりなど。
ゲームだからといって、その人にとって嫌なことを強要されることがある。
このような要素があると、そのゲームはプレイしたくないものとなる。
こんな感じであろうか。では、これらがないゲームが積極的にプレイしたいゲームなのか。
それはそうとも限らないと思う。
人によるし、物による。
いくら負けても負けて学ぶことが楽しい人もいるし、長時間楽しめるゲームが好きな人もいる。演技や絵を描くのが好きな人もいる。難解なゲームに挑戦するのが楽しいと感じる人は少なくない。
また、負けるのが前提の協力ゲームとか、システム上長時間のプレイが必要だが面白いゲームもある。
複雑なルールのゲームでも、理解してしまえばとても楽しいものである。