3/28(木)はスピンルーム(オーテマチスピンの活動場所)にて翔さんによるPR相談会を開催して頂きました。
今回、参加いただいたのは
でした。
まずはそれぞれの新作ゲームで遊んでいきます。
その後、皆さんでディスカッションという流れになりました。
印刷所からあがってきた製品版の「フェイクディガー」で遊んで頂きました。
今回はテストプレイではないため、各自は顧客の観点でプレイして頂きました。
フェイクディガーはヒントとなる情報から推理・判断して高得点となる宝石を集めていくゲームになっています。
推理しながらゲームする方、あえて運要素のみで遊ぶ方、と様々な角度から遊んで頂きました。
そこからゲームの幅の広さやターゲットの絞り込みに関する情報をピックアップしていくとのことです。
続いてはOZplanningさんの「赤い扉と殺人鬼の鍵」で遊びました。
基本ルールとしては散りばめられたカードから「鍵」を集めて脱出口へ向かう「脱出ゲーム」です。
さらに、鍵の中には「殺人鬼の鍵」が存在し、それを見つけた瞬間にプレイヤーは殺人鬼となり他プレイヤーの邪魔をする役割へと変わる「正体隠匿系ゲーム」でもあります。
複雑な要素がありながらもゲーム自体はシンプルで初心者でもすぐに遊ぶことができました。
また、人狼のように終始疑い続けながら…というよりはあるタイミングでシーンが展開するので人狼にあるプレッシャーのようなものが苦手な方も楽しく遊べるのではないかと感じました。
また、各種イラスト、特にパッケージのイラストは思い入れが強いようでエピソードを聞かせて頂きました。
イラストレーターの方への想いなどもありながらPR活動を進めたい気持ちがヒシヒシと伝わりました。
具体的なコンポーネントの製造方法までこの後、翔さんにご教示して頂きました。
ボードゲームという括りで考えていた為、かなり驚きました。
オークマネコさんの「ジュン少年の事件簿」は「VRボドゲ」です!
VRデバイスとコントローラを利用して、物語を進めていくゲームになっています。
お仕事もかなり忙しいとのことですが、合間をぬってコンテンツを実装されたとのこと…
実際に遊んでみてさらに驚きです…!
4人のプレイヤーはVRデバイスを様々な情報が見える不思議なハコと見立てて物語を進んでいきます。
プレイヤーのうち、1人だけがVRデバイスを装着してそこに広がる世界と他のプレイヤーからのヒントを頼りにコミュニケーションをとりながら正解を導き出していきます。
VR上の世界とカードによって展開されるシーンがリンクしながら物語が進んでいきます。
初めての体験でかなり戸惑いましたが、VRの没入感によって強引に世界に引きずり込まれました。
気づいた頃にはゲーム上のキャラクターになりきって物語を楽しんでいました。
テクノロジーとアナログなものの融合が本当に素晴らしいことを実感しました。
伊勢村さんはアナログゲームを作る人の情報誌「クリエイターズ Vol.2」をお持ちいただきました。
このような情報誌を作っている方がお持ちのマーケティングに関する情報を翔さんと同じポジションとして様々な情報を提供いただきました。
勉強不足ながらこのような有益な情報誌があることを知りませんでした。
また、無料で提供していることから製作者としてはマストアイテムと感じました。
それぞれのゲームで遊び、これから翔さんによるPR相談となりました。
豊富なノウハウから各サークルの「強み」を引き出して頂きました。
PRに関する基本的な情報まで教えて頂きました。
一般常識やこれらを生業とする方々における定石のようなものまで…
各サークルの強みとそれによるターゲットとなる購買層に関して一般的な話から、実際に遊んでみて思うことなどを盛り込みつつ議論させて頂きました。
消費者が購入に至るまでのプロセスとそれを踏まえて製作者としてなすべきことをご説明いただきました。
PR相談会に参加しなければ得られない情報ばかりで大変参考になりました。
初めてボードゲームを制作される方に限らず、すべての方々が翔さんのノウハウや考え方を参考にされた方が良いと感じました。
最後にラブライブの素晴らしさについて翔さんにご説明いただきました。
先程までの話とのギャップで笑ってしまいましたが、ラブライブも参考にさせて頂きたいと思います…
今回は、わざわざこちらまでお越しいただき、また無料にて大変有益な情報を頂き感謝でいっぱいです。
伊勢村さんにも有益な情報やご指摘を頂き、またOZplanningさん、オークマネコさんともディスカッションできて本当に有意義でした。
ありがとうございましたm(_ _)m