ボードゲーム & カードゲーム の 開発

ゲームで緑内障を早期発見『METEOR BLASTER』リリース

このブログを読んでいる皆さんは今、目を使っている方が大半だと思います。読み上げソフトなどでお楽しみの方もいるかもですが。

普段、当たり前に使っている視力を奪う「緑内障」という病気を早期発見できるスマホアプリが開発されたそうです。

https://www.gizmodo.jp/2022/08/meteor-blaster.html

日本人の失明原因の第一位が緑内障だそうなので、ちょっと心配な話題ですね。

検査からゲームに

緑内障は、徐々に視界に見えない部分(暗点)が出現したり、見える範囲(視野)が狭くなる、などの症状が出ます。

視界が欠けたら気が付きそうにも思えますが、症状が徐々に進行することと、両目で見ているため症状がない方の目で視界を補完してしまうことにより、症状を自覚しづらく、気が付いた時にはかなり悪化しているケースも少なくないそうです。

この視野の欠けをチェックする検査に空洞内を片目で覗いて光る点が見えたらボタンを押すというものがあり、この検査を基にゲーム性を加えたのが『METEOR BLASTER』とのこと。

飛んでくる隕石をビームで迎撃するという内容のシンプルなゲームですが、上記の検査を念頭に置くと「お、なるほど。そう来たか」と感心します。

アナログゲームでも出来ないか?

個人的に「面白いな」と思ったのが検査を基にゲーム化したという点です。視野の欠けは片目で色々な場所を見るようにすれば大まかにチェックできる、とするとアナログゲームでも出来るかも知れません。

たとえば「片目をつぶってやるカルタ」をしたら、取りにくい札の位置から視野の欠けに気づけたりしないかな、とか。まー素人の思いつきなので、実際効果あるか分からないですが。

ところで、他の病気の検査もゲーム化できそうですよね。視覚だったり、聴覚だったり、指先の細かな動きだったり。

遊びが病気の早期発見につながるなら、そういう役立ち方も良いなと思いました。