ボードゲーム & カードゲーム の 開発

居酒屋オブザデッド 説明書

ストーリー

ゾンビパニック発生! しかし、そんなことは気にせず今日も酒を飲む酔っ払いたち。その中にゾンビが1人混ざってしまった。ゾンビも見つけたいが酒も飲みたい。とりあえず、生。ゾンビ探しはその後だ。

概要

『居酒屋オブザデッド』は、2種類の行動だけでカードに書かれたメニューを伝える伝達パーティーゲームです。

  • 「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」の唸り声(必ず伸ばして発音してください)
  • 利き手ではない側の片腕だけを使ったジェスチャー(ジェスチャーは任意です。しなくても構いません)

ゾンビも酔っ払いも上手く話せないので唸るしかありません。ゾンビは身体が上手く動かせず、酔っ払いたちはジョッキを手放したくないので片腕しか使えません。

酔っ払いは注文を成功させるかゾンビを見つけ出せば勝利。飲み食いを続けられます。
一方、ゾンビは注文を失敗させつつ見破られないことが勝利条件です。上手く隠れて酔っ払いたちを餌食にしてやりましょう。

内容物

よっぱらい(表)
ゾンビ(表)
役職カード(裏)

役職カード

よっぱらい 5枚
ゾンビ  1枚

プレイヤーの役職を決めるカードです。「よっぱらい」と「ゾンビ」では勝利条件が異なります。

おススメメニューカード(表)
おススメメニューカード(裏)

おススメメニューカード 12枚

注文するメニューが書かれているカードです。「1~5」の番号がついた人間用メニューと「ゾ」と書かれたゾンビ用メニューが書かれています。

遊び方 3~6人用

勝敗

役職が「よっぱらい」のプレイヤーは注文に1度でも成功すれば勝利です。また、注文が全て失敗しても誰がゾンビだったのか当てることができれば勝利となります。

役職が「ゾンビ」のプレイヤーは全ての注文を失敗させた上で、自分がゾンビだと気が付かれなければ勝利となります。

準備

①役職を決める
役職カードをプレイヤーの人数と同じ枚数、箱から取り出します。かならず「ゾンビ」を1枚入れてください。
役職カードを裏向きにして混ぜて1人1枚ずつ引き、自分の役職が他のプレイヤーに見えないように確認してください。

②順番を決める
一番最近お酒を飲んだ人か、一番最近ゾンビに噛まれた人が最初に注文するプレイヤーになります。当てはまる人がいなかったり、複数いて決まらない時はジャンケンなどでランダムに決めてください。最初に注文するプレイヤーから、時計回りに自分の番が来ます。

③おススメメニューカードの準備をする
おススメメニューカードを全て裏向きにしてよく混ぜて、1つの山にしておきます。

注文

①おススメメニューカードを引く
自分の番が来たプレイヤーはおススメメニューカードを1枚引きます。書かれているメニューが他のプレイヤーに見えないようにしてください。

②他のプレイヤーは数字を決める
カードを引いたプレイヤー以外のプレイヤーは、1~5の中から好きな数字を1つ決めて指定してください。

③注文する
カードに書かれたメニューのうち、②で決めた数字に対応するメニューを下の2つだけを使って伝えます。もし、この2つ以外の方法を使ってしまった場合は、注文失敗となり不正解として扱います。

  • 「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」の唸り声(必ず伸ばして発音してください)
  • 利き手ではない側の片腕だけを使ったジェスチャー(ジェスチャーは任意です。しなくても構いません)

※ゾンビの場合
役職がゾンビのプレイヤーは②で決めた数字に関係無く「ゾ」のメニューを読まなければなりません。唸り方やジェスチャーを工夫して、ゾンビだとバレないように、なおかつ正解してしまわないようにしましょう。

④回答する
注文しているプレイヤー以外は、注文しているメニュー(料理名・飲み物の名前)を当てます。回答権は1度しかありません。相談して1つの回答をまとめてください。注文しているメニューがわかったら「ご注文は○○ですか?(○○にはメニュー名が入ります)」と言って回答します。わからない時はギブアップしてもかまいません。

⑤正解/不正解を確認する
カードを全員に見えるように公開して答え合わせします。正解していたら注文成功となり、その時点でよっぱらいたちの勝利です。不正解だったり、ギブアップした場合は⑥へ移ります。

⑥次の注文をする
次のプレイヤーが注文する役になり、①~⑤の手順を繰り返します。全てのプレイヤーが1度ずつ注文し終えたとき、注文が1度も成功していなければ⑦に移ります。

⑦ゾンビを探す
注文に全て失敗しても、ゾンビを見つければよっぱらいは勝利できます。注文に違和感があったり、相談する際に邪魔をしていたプレイヤーがいないか思い出してみましょう。ゾンビを見つければよっぱらいの勝利、隠れきれたならゾンビの勝利となります。

遊び方 2人用

勝敗

回答するプレイヤーは注文に成功すれば勝利です。また、注文が失敗しても注文するプレイヤーがゾンビだったのか、よっぱらいだったのかを当てることができれば勝利となります。

注文するプレイヤーは役職がよっぱらいなら、注文が成功するか、よっぱらいだと信用してもらえれば勝利です。ゾンビの場合は注文が失敗し、なおかつゾンビだと見破られなければ勝利です。

準備

①回答側と注文側を決める
2人のうち、どちらが回答するか、どちらが注文するかを決めます。つづけて何度も遊ぶ場合は役を入れ替えて遊びましょう。

②役職を決める
役職カードの「よっぱらい」と「ゾンビ」を1枚ずつ取り出して混ぜた後、注文側のプレイヤーが1枚引きます。回答側に見えないように自分の役職を確認してください。

③おススメメニューカードの準備をする
おススメメニューカードを全て裏向きにしてよく混ぜて、1つの山にしておきます。

注文

①おススメメニューカードを引く
注文側のプレイヤーはおススメメニューカードを1枚引きます。書かれているメニューが回答側のプレイヤーに見えないようにしてください。

②回答側は数字を決める
回答側のプレイヤーは、1~5の中から好きな数字を1つ決めて指定してください。

③注文する
カードに書かれたメニューのうち、②で決めた数字に対応するメニューを下の2つだけを使って伝えます。もし、この2つ以外の方法を使ってしまった場合は、注文失敗となり不正解として扱います。

  • 「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」の唸り声(必ず伸ばして発音してください)
  • 利き手ではない側の片腕だけを使ったジェスチャー(ジェスチャーは任意です。しなくても構いません)

※ゾンビの場合
準備で決めた役職が「ゾンビ」だった場合は②で決めた数字に関係無く「ゾ」のメニューを読まなければなりません。唸り方やジェスチャーを工夫して、ゾンビだとバレないように、なおかつ正解してしまわないようにしましょう。

④回答する
回答側のプレイヤーは、注文しているメニュー(料理名・飲み物の名前)を当てます。回答権は1度しかありません。注文しているメニューがわかったら「ご注文は○○ですか?(○○にはメニュー名が入ります)」と言って回答します。わからない時はギブアップしてもかまいません。

⑤正解/不正解を確認する
注文側のプレイヤーはカードを回答側のプレイヤーにも見えるように公開して答え合わせします。正解していたら注文成功となり、その時点で回答側の勝利は決定します。注文側がよっぱらいだったなら、二人の勝利です。不正解だったり、ギブアップした場合は⑥へ移ります。

⑥役職を当てる
注文に全て失敗しても、注文側の役職を当てることが出来れば回答側は勝利できます。回答側は予想した役職を宣言してください。注文側の役職と回答側の予想によって以下のように勝敗が別れます。