ボードゲーム & カードゲーム の 開発

社内ボドゲ会レポ ② 〜どうながねこぞくのたたかい〜

はじめに

こんにちは!

社内ボドゲ会レポの続きです。

今回はちょっと長い気がします。

理由は読めばわかる、はず?

どうながねこぞくのたたかい どうながゲームズ(@dounaga_games

①紹介・概要

深い読み合い・多彩な戦略。2人用カードゲームの傑作!

……その名も「どうながねこぞくのたたかい」!

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かわいい!

絵がとてもいい。

ゆるい。

が、ゲームはそんなにゆるくなかったりします。

と言いますか、個人的に2人用ゲームの中で最も好きなゲームの1つです!

 

2人用カードゲームで好きな要素は、

・いろんな戦略を採れる

・カードがわかりやすく、面白い

・小テクがいろいろある

……なんですが、「どうながねこぞくのたたかい」はそれらを全て満たしてる!

 

というわけで、ルールの説明に入っていきたいと思います。

 

②ルール説明

このゲームの目的は相手のライフ20を0にすることです。

ターンでの行動は同時に行います。

 

お互いがカードを2枚伏せて、同時に公開。

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伏せて……。公開!

それらを全て解決し、次のターンへ進みます。

 

大まかなルールはそれだけ。

 

使うカードは全18種各1枚!

同じ内容の18枚を、お互いのプレイヤーは持ちます。

 

そして、それを山札にして……

と、普通のゲームならそういくのですが、このゲームは違います。

そして、最も特徴的な点です。

渡された18枚のカード。

それらは、手札になります!

なんと!

 

ゲームの準備として、渡された18枚から4枚を選んで裏向きで取り除きます。それらはゲームでは使いません。

残り14枚を手札にしてゲームスタートです。

 

プレイヤーは20のライフと2APがある状態でゲームを始めます。

APとはエネルギーやマナのようなものです。

ターンが進むたび1ずつ増えていき、最大6まで増えます。

 

まず、各プレイヤーは手札から2枚選んで伏せます。ただし、2枚のコストの合計は自分のAP以下でないといけません。

例えば、2APなら「コスト1」と「コスト1」や「コスト0」と「コスト2」のように伏せられます。

 

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上は合計1。下は合計2。2APならどっちもOK!

お互い伏せたら一斉に公開します。そして、それぞれの効果を解決します。順番は特に気にしなくても構いません。結果は同じになります。

使ったカードは手札に戻って以降も使用できます(じぞく・りみてっどを除く)。

 

解決し終わったら、お互いのライフを確認します。

0以下のプレイヤーがいたら、そのターンでゲーム終了。

相手よりライフが大きいプレイヤーの勝利です。

 

③感想

1度やってみてほしいです。

このゲームは自分の好きな要素が詰まっています。

 

・いろんな戦力を採れる

同じカードを使うのに? と思うかもしれませんが、このゲームにはいろんな戦略があります。

というのも、「開始時に4枚選んで抜く」というルールがあるからです。

このゲーム、18種どのカードも強いです。

そのため、取り除く4枚を選ぶのは非常に吟味が必要です。

 

そこで助けになるのが、開始時のゲームプラン。

例えば、最速で「デスやり」をプレイするのなら、「かねつ」や「まじっくすぴあ」は不要になります。

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APを増やして、デスやり! YOU WIN!

「めてお」をループさせて勝つのならば、「デスやり」や重い「けがわよろい」はいらないでしょう。

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ずっと相手は防御できない!

このゲーム。18種しかカードがないのに、アーキタイプが複数存在します。

詳しくは……、また別のブログで書くかもしれません。

 

・カードがわかりやすく、面白い

カードゲームの魅力はやはりカードにあります。

「どうながねこぞくのたたかい」には面白いカードがたくさんあります!

 

私が最も好きなのは「デスやり」。

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こんなカードをたくさん作りたい。

コスト6:りみてっど(使い切り)。特殊攻撃XXはターン開始時の相手ライフに等しい。

つまりは一撃必殺。

わかりやすくアホっぽいカード。

プレイしてみたいという強い魅力があります。勝てますしね。

しかし、実はこのカード強そうに見えて付け入る隙が非常に多いカードなんです。

 

例えば……

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「デスやり」を防げ!

「たて」「かがみのたて」

軽減されたり、反射されたら勝ち切れません。

「きゅうしゅう」

このゲームは全ての効果を解決した後に、ライフのチェックをします。

そのためちょっとでも回復されると、「デスやり」では勝ち切れません。

その他大ダメージ

「デスやり」の弱点はライフを0にしかできないことです。

お互い0以下なら、よりライフの大きい方のかち。

そのため、自分ライフがマイナスになったら「デスやり」を使っても負けになってしまいます。

 

わかりやすいテキスト。しかし、その文書以上の役割や意味がある。

そんなカードがとても好きです。

 

ねこぞくはその類のカードがとても多い。

 

また、18種のカードは多そうに見えます。

しかし、1度プレイすると覚えられるんです。不思議なことに。

おそらく、能力がイメージしやすいからでしょうか。

よくわかりませんが、遊びやすいのも良いポイント。

 

・小テクがいろいろある

戦略もそうですが、いろいろなテクニックがあったりします。

例えば「たましい」と「どくのやり」。

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ちまちまダメージ。死んでも復活!

「たましい」はライフが0以下なら10まで回復するカード。

「どくのやり」は相手にくっついて、毎ターン1点ダメージを与えるカード。

ルールで、①魂チェック②毒チェックの順に解決されます。

そのため、①の時点でライフを1にしておけば、たましいに引っかからず毒でライフを0にすることができるんです。

 

このようなうまく利用することで有利になれるテクニックがたくさんあります。

遊びながら、いろいろ見つけていくのが楽しそうですね。

 

まとめ

……と長々と話してしまいましたが、「どうながねこぞくのたたかい」おすすめです。

 

とはいえ、結構昔の同人ゲームなので手に入れるのは難しいかもしれません。

(記事執筆時、駿河屋に在庫ありました!)

 

ですので、見つけたらすぐさま買って遊んでみてください!

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